とりぱん 18
岩手県で冬に野鳥に給餌する4コマ漫画「とりぱん」が18巻になった。2005年から週刊コミックモーニングに連載が始まって10年にもなる。
週刊の青年コミック誌にネーチャー系の4コマ漫画の連載が続いているのというのは興味深い。よく観察しているので、どんどん絵が自然になっている。
擬人化も随分抑えられていて、不自然な感じはなくなっている。冬以外の時期は、色々な動植物との出会いを楽しんでいるのも良い感じだ。
今巻のハイライトは、作者のとりのなん子さんが、アメリカ合衆国の西海岸とグランドキャニオンへの旅行の部分で、日本では見ることのできないアメリカの野鳥が登場する。ハチドリが見たくなった。
日本に帰ってきてから冬の給餌が始まって、また餌台を巡る冬鳥達の行動が活写される。餌台はどんどん進化して、ニューバージョンになった。
牛脂を紐で枝に縛っていてカラスに持って行かれているけれど、目の荒い金網を使えばいいのに。
| 固定リンク
« 半夏生 | トップページ | 激しい雨が降る一日 »
コメント