憲法81条の違憲審査は?
戦争法案は地方公聴会が開かれたが、夕方には一気に強行採決に向けて参議院の特別委員会での総括質疑が行われようとしている。安倍総統に尻尾を振る現在の自民党の議員の良識に期待することは無理だろうか。
戦争法案は、法律を作った経験のない防衛省と外務省が作ったもので、内閣法制局は自己矛盾で崩壊してしまっているので、法律条文の内容も判断しなかったのではないか。
限定的集団的自衛権などという意味不明な言い訳をしているけれど、違憲が前提の法案で、内容がアメリカの戦争を代替するものなので、具体的な条文に書けないことが多すぎて、説明ができないから、法案審議でのボロボロの政府答弁は、事務方が書けない状態だからだろう。
憲法81条で違憲立法審査権を持っている最高裁判所が何も動かないのが不思議でならない。法律ができてしまってから違憲立法審査権を発動するのはおかしくないだろうか。
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