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2015/09/20

国立科学博物館と東京国立博物館

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今日は「秋彼岸入」、「空の日」、「バスの日」。

東京で午後から用事があったので、午前中は上野の国立科学博物館と東京国立博物館を回ってきた。

科学博物館では、企画展「世界のヒョウタン展」を見てきた。ヒョウタンは、多様な形を持った実の植物で、人類が一万年以上前から容器、楽器、装飾品など多様な生活の道具として使ってきていることを、世界各国からの収集品で紹介していた。

ヒョウタンは、干瓢として食品にも使われるけれど、数センチから1メートルを超える大きなものまであって、形も中央がくびれた瓢箪形だけでなく、丸、細長と多様だ。

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ヒョウタンは、日本の縄文時代の遺跡からも出土していて、水を入れる容器として使われていたようだ。

ガスで湯を沸かしたヒョウタンが展示されていたが、紙を使った紙鍋というのがあるように、水が沸騰しても100度にしかならないから、土器が無くても煮炊きに使われたかもしれない。

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マラカス、太鼓、笛、弦楽器、マリンバなど色々な楽器も展示されていた。

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アートの素材としてもヒョウタンが使われていて、芸術品、装飾品、おもちゃなどもあった。

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得意な装飾品としては、パプアニューギニアの原住民のペニスケースが展示されていて、地域によっても多様なことがわかった。ペニスケースがヒョウタンだとは初めて知った。

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国立博物館では、表慶館で開催中の特別展「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」を見てきた。

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宝飾品にはあまり興味はないのだけれど、ブルガリの創業から現在までの作品群の金、プラチナ、ダイア、エメラルド、サファイア、ルビー、サンゴなどを使ったアクサリーの数々に圧倒されてしまった。

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