映画「母と暮らせば」
バードウォッチングに忙しく、7月以来映画を見にいっていなかった。随分見逃した映画が多い。
久しぶりに山田洋次監督の最新作「母と暮らせば」を近くのシネマコンプレックスで見てきた。
吉永小百合さん主演の長崎原爆を題材にした反戦映画だ。
原爆で死んだ次男の浩二が母の前に現れて、母が心の中に抱えてきた悩みを、解決(?)して消えていくのだけれど、終わり方がきたきつねの期待と違っていた。
井上ひさしさんの広島を題材にした戯曲「父と暮らせば」をオマージュした作品で、クレジットの最後に謝辞があった。浅野忠信がキャストされているところも興味深い。
日本映画らしい良い映画だけれど、何か物足りない気分が残った。
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