本:「身近な鳥の生活図鑑 (ちくま新書)」
先日、買った北海道教育大学の三上修さんの「身近な鳥の生活図鑑 (ちくま新書)」を読み始めたところ、一気に読んでしまった。
スズメ、ハト、カラスを中心に都市でよく見ることのできる野鳥の生活や習性についてわかりやすく書かれているだけでなく、野鳥について知っておくと良い用語、鳥の体の構造などについても触れられている。
スズメ、ハト、カラスの他、ツバメ、ハクセキレイ、コゲラについても短いけれど説明されている。
公園での給餌、鳥の飼育など都市に住む野鳥とのつきあい方についても考え方が示されている。
バードウォッチングを始めようとする人たちにとって、鳥を見る時に必要な情報が盛り込まれているということで、是非読んで欲しい本だ。
新しい話は無かったけれど、いつも探鳥会で説明している内容が沢山あったのは嬉しかった。
古い本だけれど平野伸明さんの「野鳥記」も野鳥の世界の入門書として非常に良い本だと思う。
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