冬鳥が帰る時期が迫って来た
嫌なことが二つあった。ひとつは常連グループの話を聞いていると、藪の中に潜り込んだ鳥を撮るために枝を投げて追い出しということをいっていた。見たい鳥が隠れていると、追い出したい誘惑があるけれど、それをしないのがバードウォッチャーのモラルだろう。
もう一つは、珍しめの鳥にはミルワームで餌付けしているようで、ミルワームを狙ってシロハラが来ると樹の枝や石を投げて追い払っていた。注意したけれど無視された。このようなことはSNSでも話題になっていて、増えてきているようで、こまったものだ。
今日の目的の鳥がでてきたので、記念写真を撮ってさっさと帰ってきた。
鳥の写真を撮るのを見ていると、どうも狩猟の代償行為のような気がしてきた。確かに、鳥にレンズを向けてシャッターを押すのは、銃の引き金を引くのに似ている。撮った写真は撃った動物の首の剥製として飾るトロフィーなのだろう。
もちろんきたきつねも記念写真を撮るので、人のことはいえないけれど、無理をしなようにしなければいけない。
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コメント
きたきつねさん、”公園での野鳥への給餌”ぼくにとっては良いテーマでした。考えさせられました。
ありがとうございました。
投稿: かんてつ | 2016/02/19 20:56
かんてつさん
過度の給餌は、依存が強くなって、若い鳥だと自然の餌をとるのを忘れてしまうこともあるようです。
私も昔、北海道にいたときは冬期間にバードテーブルを出していましたが、いつも餌がある状態にはしていませんでした。
投稿: きたきつね | 2016/02/22 08:13