午後に少し雨が弱まったので土浦市立博物館で開催中の特別展「まちのしるし−しるしが語る土浦の近代−」を見てきた。珍しく平常展示を休んで全館を使った特別展だった。
江戸時代から霞ヶ浦を使った水運で、周辺からの物資の集散地として栄えた土浦の歴史を、看板、のれん、印半纏、引札、商標などを通して考える展示となっていた。非常に面白い切り口だと思う。
最後に、土浦周辺が江戸時代から上質な醤油の醸造地域として江戸市中で評価が高かったことが判る展示があった。近代化、集約化に失敗して野田や銚子の醤油醸造に負けてしまったことがなんとなく判るようになっている。
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