小笠原・硫黄三島クルーズ四日目
午前中は自由行動なので、港について、宿に荷物を置いて早速今回の目的のひとつのメグロを探しにでかけた。
宿をでて直ぐに道の横の木にメグロが飛んできた。非常に見やすいと聞いていたかけれど、簡単に見ることができてしまった。
メグロは母島でしか見ることができないので、長年の夢があっという間に実現してしまった。港の近くの月ケ岡神社の境内でも複数のメグロを見ることができた。
神社から道に降りてみると、港近くの漁協の売店のまえのガジュマルの木でより近く見えるということで行ってみると、メジロに混じって地面で餌を摂っていた。
午後からはガイドと一緒に、アカガシラカラスバト、オガサワラカワラヒワなどを探しにでかけた。果樹園でメグロをたっぷりと楽しむことができた。
メグロは、メジロと同じかそれ以上の数が生息しているような印象だ。
アカガシラカラスバトを探して歩いていたが、なかなか見つからない。乳房山の登山道に出たらしいという情報で向かったが、急な上りのようで、きたきつねは足の調子が悪いので単独行動することにした。
島の奥のグランドにツバメチドリとムナグロがいるという情報があったので行ってみることにした。
グランドで会った先に行っていた仲間と一緒にツバメチドリとムナグロを確認して戻る途中、御嶽神社でも過去にアカガシラカラスバトが見られたというのでいってみた。残念ながら、姿どころか声も聞こえないので戻ってきた。
すると、別の道路を見に行った仲間が見みつけたというので、一緒にポイントに行ってみると、薄暗い道路の奥の地面にアカガシラカラスバトがいた。
早速、スマホでガイドに連絡して
急に数が減って見るのが難しいと言われているオガサワラカワラヒワを果樹園で見ることができた。
アカガシラカラスバトを守るために野猫を駆除したところクマネズミが増えて、クマネズミがカワラヒワの卵や雛を襲うようになってカワラヒワが減ったということらしい。
メジロは、固有亜種ではないようだ。
ヒヨドリも固有亜種ではないらしいけれど、明らかに本州のヒヨドリよりも色が濃く、沖縄のヒヨドリに近い印象だ。
イソヒヨドリは多くいて、これも固有亜種ではないらしが、色が濃い。
嫌われ者の外来種のグリーンアノールをよく見かけた。非常に素早く、昆虫やトカゲなどを食べてしまうということで、トラップが掛けられている。
クマネズミをよく見かけた。大ぴらに開けたところを平然と歩いていた。
港の近くにアオウミガメの海亀産卵保護施設があってアオウミガメが飼育されていた。
【観察した野鳥】
カラスバト(アカガシラカラスバト)、シロハラミズナギドリ、オナガミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、アナドリ、クロウミツバメ、カツオドリ、アオサギ、ムナグロ、キョウジョシギ、ツバメチドリ、クロアジサシ、ノスリ、ヒヨドリ(オガサワラヒヨドリ)、ウグイス(ハシナガトウグイス)、メグロ、メジロ、トラツグミ、イソヒヨドリ、カワラヒワ(オガサワラカワラヒワ) 20種
| 固定リンク
コメント