博物館・美術館巡り
今日は「世界観光の日」、「女性ドライバーの日」。
気分転換に早朝から東京に出かけた。国立科学博物館の「日本の自然を世界に開いたシーボルト」、東京国立博物館の特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」、東京藝術大学大学美術館の「驚きの明治工藝」、銀座の教文館で藤城清治影絵展「光と影は幸せをよぶ」を見て、東急ハンズなどで少し買い物をするというスケージュール。
スタートは国立科学博物館。いつものようにオープン少し前に着いて、今日は一番で入場して、フーコーの振り子に向かった。修学旅行の生徒たちが見ているのにフーコーの振り子が止まっていたので、係の人を呼んで動かしてもらった。
日本館一階で先日決まった「未来技術遺産」を見ていたら、八木・宇田アンテナとか円盤録音最盛期が今回選定されていたが、もっと前に選ばれても良かったはずなのに不思議だった。
今日の一番目の目的の「日本の自然を世界に開いたシーボルト」を見ることに。シーボルト没後一五〇年記念して現在江戸東京博物館で開催中の「よみがえれ! シーボルトの日本博物館」に合わせて開催することになったようだ。
入り口に科博所蔵の日本固有種の剥製が並んでいた。
展示は国内で所蔵されている資料と関連資料を8つのテーマで展示していた。企画展で開場も小さいかったけれど、よくできた展示だった。
日本の妻のお滝さんの名前をつけた「アジサイ」の標本。
学名にシーボルトの名前がついたマモコブシガニ、オニヤンマなども紹介されていた。
バードウォッチャーとしては、アカヒゲとコマドリの名前の取り違い。
ウグイスとオオルリなどのオスメスを別種にするという間違い。
スペルミスで学名がおかしくなっているウミズズメとかウォグラなどの間違いなども面白かった。
科博から東京国立博物館に移動して特別五室で特別展「平安の秘仏」に移動。滋賀・櫟野寺の本尊の「十一面観音菩薩坐像」を中核に全ての重要文化財20体が展示されていた。
像高が3mを越す「十一面観音菩薩坐像」は、秘仏で全身を見ることのできる貴重な機会で眼福だった。
本館から、東洋館で上海博物館から出品されている陶磁器、染織品、青銅器、仏像、家具をざっと見て、東京藝術大学大学美術館に移動した。
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