400年と10万年?
昨日、原子力規制委員会が原発の廃炉で出る放射性廃棄物のうち、原子炉の制御棒など放射能レベルが比較的高い廃棄物の処分の基本方針を発表した。
「放射能レベルが比較的高い廃棄物は地震や火山の影響を受けにくい場所で70メートルより深い地中に埋め、電力会社に300〜400年間管理させる。その後は国が引きつぎ、10万年間、掘削を制限する」というものだ。
電力会社が300年〜400年間管理すること自体完全に虚構だ。更に国が10万年も管理できるというのは空想以上のなにものでもない。
10年先もわからない現代において300年〜400年も電力会社が存在する保証はどこにもない。
現世人類の祖先のホモ・サピエンスがアフリカから各地に広がったのが6万年前だから、10万年という時間の長さはとんでもないことが判るだろう。
原子力発電の存在自体が全て虚構の上に載っていることを原子力規制委員会が証明したということだ。
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