国立歴史民俗博物館:「見世物大博覧会」
大博覧会というので少し期待していたけれど、人魚の見世物以外は平常展示に毛が生えた程度だった。人魚はシーボルト展で見たので新鮮味はなかった。
大阪軽業の錦絵の場面を立体模型にしたものも展示されていた。
浅草の花やしきは、現在とは違って見世物のワンダーランドだったようだ。動物園、博物館、アミューズメントが揃った総合レジャーランドだったのは知らなかった。当時はUSJやディズニーランドだったようだ。
江戸時代にもバードカフェがあったというのには驚いた。舶来の鳥を見せる「鳥茶屋」というから、まさにバードカフェ!
きたきつねは子供の頃見世物が好きだったので、祖父に連れて行ってもらって見世物小屋で、蛇女や剣を飲んだり、火を吐くのをは見たことがある。
展示の殆どが紙の資料だったのが残念なところだ。生人形の本物でもあれば面白かったのに。
第2展示室に、洛中洛外図の歴博甲本のレプリカがあった。米沢市上杉博物館の上杉本に比べる相当見劣りがする。
洛中洛外図の場面を立体的に再現した復元模型の方が興味深かった。、
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