ライチョウを見に立山へ
立山自然保護センターに寄って情報収集してから、みくりが池の縁を通って、みくりが池温泉、雷鳥荘に向かった。
例年になく雪が深く、アイゼンを着けて、杖を使って歩いたけれど、柔らかい雪に足を取られて歩きづらかった。さらに標高が2,400メートルを超えているので息が苦しいく、ゆっくりゆっくり歩くことになった。
イワヒバリ、カヤクグリはよく見ることができたが、ライチョウはなかなか見つからなかった。最初のライチョウは雷鳥荘へ行く途中の斜面に出てくれた。30年来のあこがれのライチョウに会うことができた。
欲がでてもう少し近くで見たいと遊歩道を進んでいて出会った人がいる場所を教えてくれた。途中、ゆうほどに非常に近く多くの人が見ていたので急いだけれど、到着した時はどんどん離れているところだった。それどもじっくり見ることができて大満足。
その後も非常に近い場所に居るところがあったのだけれど、着いたときにはハイマツの中に潜り込んだ直後となかなか難しかった。他の人達はよく見ることができたらしい。
イワヒバリは、いい感じの場所にとまってくれず、ゆっくりしているのは屋根の上ばかり。
カヤクグリは比較的愛想が良かった。
イワツバメは非常に多く、扇沢駅では孵化してしていたが、大観峰ではまだ巣作りの最中だった。
黒部ダムではオシドリがいた。
昼前に疲れてしまって室堂ターミナルに向かう頃途中は息も絶え絶え、ようやくターミナルに着いてアイゼンを外していた時に両足が攣って動けなくなった。
固まったままいて、何とか歩けるようになったので、写真撮影用のお立ち台に座り込んで昼食を食べてじっとしていた。
なんとか杖を突いて、中国人観光客で満席のトロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスで扇沢に戻ることができた。
日頃の運動不足と柔らかい雪の上を足を取られながら歩いたのが無理だったのだろう。
何と言っても諦めていたライチョウに会えたので大満足で帰ってきた。
それにしても標高2,450メートルの雪の室堂は、海外観光客で溢れかえっていて、乗り物が満席状態で、臨時便が増発されている状態が続いているというのは凄いと思う。
【観察した野鳥】
ライチョウ、オシドリ、トビ、ハシブトガラス、シジュウカラ、イワツバメ、アマツバメ、ウグイス、メボソムシクイ、イワヒバリ、カヤクグリ、スズメ、キセキレイ 13種
| 固定リンク
コメント
とりあえず、予定のものが見れて良かったですね。
いっても無理するのでしょうから、足の攣りには、漢方の芍薬甘草湯をお勧めします。
投稿: yamasanae | 2017/05/28 19:57
yamasanaeさん
ありがとうございます。
一日経ってもまだふくらはぎが張っていますし、痛い状態が続いています。
ゆっくり休みます。
投稿: きたきつね | 2017/05/28 20:04