国立歴史民俗博物館:見世物大博覧会 現代編
今日は「アイスクリームの日」、「黒板の日」。
2月に行った「見世物大博覧会」の続編の「見世物大博覧会 現代編」を見に国立歴史民俗博物館に行ってきた。
今回の展示は、子供の頃札幌神宮の例大祭でサーカスと一緒に見世物小屋がかかっていたので、非常に身近な内容だった。
親がサーカス以外はなかなか見せてくれなかったので、蛇娘とか熊娘くら位しか見たことはないけれど、「親の因果が子に祟り」といった呼び込みや場内を隙間から見たりしたことを覚えている。
今回の展示は、人魚のミイラ以外は撮影禁止だったので、残念だけれど絵看板や人間ポンプの記録映像など興味深かった。
特に、人間ポンプ安田里美の名古屋大須で公演した、50円玉を飲み込んで穴に鎖を通して取り出したり、金魚を飲み込んで釣り針で釣り上げたり、ガソリンを飲んで火を吹いたりする映像は凄かった。
帰りに葬祭の関連の映像資料を見てきたけれど、葬式や火葬・土葬の変遷は非常に興味深かった。
現在のように葬儀場を使うのは近年のことだということだ。
葬儀に黒服を着るのも近年のことで、日本の伝統的と思っていた行事や作法も時代によって変遷していて、古来から行われているものなど無いような気がしてきた。
安倍総統や日本会議のいっている日本の伝統などは、明治時代までしか遡れないのだろうか。というより昭和の十年代以降の第二次世界大戦開戦前の社会なのかもしれない。
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