映画「家族はつらいよ２」

見に行こうと思ってなかなか行けなかった山田洋次監督の「家族はつらいよ２」をつくば市のシネマコンプレックスに見に行ってきた。

高齢者の免許返上問題と孤独死をテーマにした内容で、山田洋次喜劇で面白かったけれど、前作品に比べるとドタバタ度が増してしまっているような気がする。

山田洋次監督らしいお約束の笑いが満載でただ笑ってみていればと思ったけれど、無理に笑わせようとしなくてもいいような気がした。

それにしても主人公の友人を火葬した斎場が、政令指定都市の横浜市の斎場とは思えないショボさはいただけない。横浜市民がみたらビックリするだろう。

長男の幸之助の態度は、非常識な部分が多く社会人としておかしいような気がしてならなかった。

ふうてんの寅さんの二番煎じを狙っているようだけれど、渥美さん以上に俳優陣が高齢なのでシリーズ化を維持するのは無理があるような気がする。

主人公の橋爪功さんは実年齢に近い役なのだけれど、妻役の吉行和子さんは８１歳で役の年齢よりも１０歳位上なので、随分無理をしているのが明らかだ。

それで、早い場面でにオーロラを見に北欧旅行にでかけてしまうということで出演場面をほとんど無くしていた。もし次回作があるとすると、別の俳優になるかもしれない。