映画「生きとし生けるもの」
北海道の鳥友が撮影に参加している今津秀邦監督の映画「生きとし生けるもの」を見にいってきた。
6月3日に公開されているけれど、全国で3館という小規模な上映で、本州では東京新宿の角川シネマ新宿のみの上映となっている。
公開日程も今週末の16日までということで、急いで見に行ってきた。
一日2回上映なので、早めに着いたところ上映前に今津監督と編集の村木恵理さん、構成の多胡由章さんのトークショーがあるということで、ラッキーだった。
シアターは56席のミニシアターで平日の午前なので半分くらいの入りだった。
トークショーは20分位で、撮影もした監督の思い入れと商業映画にするする時の苦労話で、編集は相当大変だったようだ。
映画は、美唄の宮島沼の朝のマガンの飛び立ちから始まる予想以上に迫力ある映像の連続で、よく撮影できたと思えるものばかりだった。
遠くまで見に来て良かった。もっと大きなスクリーンで見ることができればよかったのに残念だった。
ナレーションは最初と最後だけで、解説もティロップもないというあまり例をみない作品となっていた。
映画を見終わって感じたのは、四季の移り変わりと動物たちの暮らしが目の前に広がるのだけれど、自然に対してある程度の基礎知識があるひとには素晴らしさが分かるけれど、小中学生などは理解できないところがあるのではないだろうか。
NHK、BBCやナショジオだともう少しナレーションやティロプがあっただろう。
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