ツアー1日目:金華山から苫小牧
今回のハイライトは、マダラウミスズメとハグロシロハラミズナギドリだろう。マダラウミスズメは船尾方向から飛んできて着水したのを見ることができた。
遠くにシロハラミズナギドリ類特有の飛び方のミズナギドリが見えたけれど、シロハラミズナギドリは北の海域では可能性が低いので、見間違いかなと思っていた。
その後、比較的近くに少し小さなミズナギドリがでてきた。よく見ると見たことのないシロハラミズナギドリ類で、船尾方にも2羽?同じ鳥が見えた。
きたきつねのカメラでは追えなかったけれど、同行のカメラに写っていた。ハグロシロハラミズナギドリ、ハワイシロハラミズナギドリ、ミナミシロハラミズナギドリ、ヒメハジロミズナギドリの可能性を検討した結果、暫定でハグロシロハラミズナギドリとなった。(その後、検討の結果ヒメハジロミズナギドリとなった。)
いずれの鳥もレア度は高いから非常に嬉しかった。
オオミズナギドリの群れには、ハシボソミズナギドリだけでなく、コアホウドリ、クロアシアホウドリが多数まじっていた。
今回はコアホウオドリが非常に多く、フェリーが陸地に近くなった時以外は途切れることなく、津軽海峡を越えて北海道に近づいても見ることができた。
カウントしていなかったけれど、70〜80羽はいたのではないだろうか。
クロアシアホウドリ
クロアシアホウドリも多く30羽以上いたのではないだろうか。
時々オオミズナギドリの大きな群れがでてきた。イルカもいるので潮目との関係だろう。
相変わらず波と大きなうねりがあって、波しぶきがひどかった。
若いアホウドリがいた。
比較的近くをフルマカモメが飛んでくれた。
定刻で苫小牧に到着。ホテルに向かい、夕食後、入浴して就寝
【航路で観察した野鳥】
コアホウドリ、クロアシアホウドリ、アホウドリ、フルマカモメ、オオミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、アカアシミズナギドリ、ヒメシロハラミズナギドリ、ウミネコ、オオセグロカモメ、オオトウゾクカモメ、トウゾクカモメ、ウミズズメ、カンムリウミスズメ、マダラウミスズメ 16種
| 固定リンク
コメント