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2017/08/18

くらしの植物苑:伝統の朝顔

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歴博での展示を見た後、くらしの植物苑の特別企画の「伝統の朝顔」を見ることにした。

足の調子が悪いので、徒歩はやめて遠回りだけれど車で植物苑の駐車場に移動した。

昨年も同じような時期にきているけれど、今回も午後に植物苑に着いたのは大失敗だった。

名前の朝顔は、通り朝に咲くので、遅くなったのでほとんどの花がしぼんでしまっていた。

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江戸時代から朝顔の花や葉が突然変異した変化朝顔を競うブームがあって、明治時代に大輪朝顔のブームが加わってブームが続いてきたらしい。

最近は西欧品種を取り入れた新たな朝顔ブームが起きているらしい。

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これが朝顔といわれても分からないだろう。出物系統の「牡丹 柳出物」の「黃/抱/鶏足 柳葉 紅/采咲/牡丹」というらしい。葉と花を表しているようだ。

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出物系統の「柳 一重出物」の「黃/弱渦/鶏足 柳葉 淡水色地/青紫/吹雪 采咲」というらしい。これも複雑怪奇。

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葉の変異で「黃/握/爪龍葉」というらしい。葉が袋状に巻き込んでいる。

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正木系統の「松島/鍬形葉 白地/紫/時雨絞/丸咲」で花はなかったけれど、葉が桑の葉のような形になっている。

種ができる正木系に比べて出物系には種ができないものも多いようで、維持するのが大変だろう。

江戸時代のブームでは、特殊な形の朝顔には相当なお金が動いたような気がする。

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