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2017/08/18

歴史民俗博物館:URUSHIふしぎ物語

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今日は七十二候の「濃霧昇降す」、「高校野球記念日」、「猛暑の特異日」。

佐倉の国立歴史民俗博物館で開催中の「URUSHIふしぎ物語−人と漆の12000年史」を見に行ってきた。

縄文時代の12600年前から使われてきた日本の漆の植物としてのウルシから、漆の生産、生活の中の漆、工芸と歴史、交易、現代から未来への漆という流れの非常に厚みのある展示になっていた。

漆は、接着剤と塗料としてだけでなくアートの素材としても非常に優秀な素材というのがよく分かった。

会場内の写真がないので紹介できないのが残念なところだ。

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岩手県一戸町浄法寺産の国産漆の3貫樽と五貫樽。

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漆の実から漆蝋を搾るための道具。ハゼノ実の木蝋は知っていたけれど、漆の木蝋は知らなかった。

第3展示室では企画展示に対応して特集展示「楽器と漆」が開催されていたので、こちらも見てきた。

歴博所蔵の紀州藩第十代藩主徳川治宝の雅楽器の中心とした古楽器のコレクションと生田コレクションの鼓胴の展示だった。

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徳川治宝愛用の笙 銘「真具寿」

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江戸時代の鞨鼓 銘「龍」

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