会津方面で観光
さざえ堂は一度は登ってみたいと思っていたので感激。
螺旋状のスロープを登って降りるのだけれど、登りと下りのコースが違っていて人とすれ違わないという構造は面白い。
さざえ堂から市内中心部にある福島県立博物館に向かった。県立博物館は見逃すわけにいかない。鶴ヶ城も近いので、駐車が無料というのもありがたい。
館内の展示は、多くの博物館とそれほど変わることがないけれど、地域特有の民俗資料の展示は見逃すことができない。
今回見つけたのが猪苗代地方で使われていた水田作業道具の「ナンバ」で、湿田で作業する時に履いた一種の田下駄なのだけれど、非常に長い板を使ったものだ。
非常に動きづらかったのではないかと思う。相当ぬかるんだ水田での作業だったのだろう。
民俗資料としては、子供の節季や遊びに関する道具類も興味深いものがあった。
福島県といえばいわき市で発見されたフタバスズキリュウということで、レプリカの再現模型が展示されていた。
現物は上野の国立科学博物館で何度もお目にかかっている。
折角隣に鶴ヶ城のがあるので参観してきた。
石垣は当時のままだけれど、鶴ヶ城は会津合戦の際に砲撃を受けて破壊を受け、明治時代に取り壊されてしまっていて、鉄筋コンクリートのモニュメントになっている。
ちょっと予定よりも時間が早かったので足を延ばして喜多方までラーメンを食べに行ってきた。喜多方ラーメンというの決まったレシピのラーメンがあるわけではないので、初体験のかみさんを驚かせるということで坂内食堂の肉そばを食べることにした。
昼過ぎに着いたのだけれど、グッドタイミングで駐車場が一台分空いていて、列も15人位だったので、早めに食べ終わることができた。
昼食後は最終目的地の南会津の大内宿へ向かった。ここも紅葉シーズンを外した平日で、混雑もなく1時間強で着くことができた。
大内宿の中は団体客がいたけれど、直ぐにいなくなったので、ゆったりと散策できた。
よくこんな町並みが残ったものだ。
大内宿町並み展示館を見学して、茅葺屋根の工事について復習してきた。もう少し展示物の手入れなどをすればさらに良いものになるだろう。
帰りは、高速代をケチって大内宿こぶしライン、121号、400号、4号、408号、294号、125号、408号、6号を通って一般道で4時間半で帰ってきた。
山道を走るのはなかなか面白かった。
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