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2017/09/28

初秋の福島旅行

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今日は七十二候の「蟄虫戸を閉ざす」、「パソコン記念日」、「プライバシーデー」。

こぎつねから母の日と父の日のプレゼントに宿泊券を貰っていたのだけれど、夫婦それぞれ忙しくてなかなか日程が合わずに来たしまったので、思い切って近場の福島の裏磐梯方面に行くことにした。

グランマのデーサービスのお迎えの関係で朝の出発が遅くなってしまうので、始めは常磐道・磐越道で1時間半ほどの福島県田村市の「あぶくま洞」に寄ることにした。

石灰石採掘中に発見された鍾乳洞のあぶくま洞に行くのは初めてで、以前行ったことのある沖縄の玉泉洞のようにはっきりとした鍾乳石・石筍が並んでいるのと違っていて、鍾乳石の塊が連なっていた。

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途中から探検コースを通ってみた。短いコースだけれど、狭いところや低い穴を抜ける場所もあってデブの老人にはきつかった。

公開エリアはライトアップされて、手すり、階段などが整備されていてるけれど、実際には真っ暗闇の中を歩くとなると勇気がいる。

雨が上がってきたのに、午後になると急に寒くなってきた。

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昼食後、猪苗代町の野口英世記念館を見学に。大昔来たことがあるけれど、リニューアルされて綺麗になっていた。展示も非常に充実していた。

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野口英世の左手は、手術で相当良くなっていたという印象を持っていたが、実際の手の写真が残っているのを見ると大変な状態だったようだ。

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上野公園にある銅像の画像があった。

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続いて記念館の近くにある会津民俗館を見学した。財団法人の施設で重要文化財の「旧馬場家住宅」、「旧佐々木家住宅」などが移設されていて、昔の農村の暮らしがわかる展示施設になっている。

会津の仕事着である刺子、寝具、と製蝋用具類のコレクションに特徴があって、非常に興味深かった。

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製蝋用具は漆の実から絵蝋燭作りまで全過程に使う用具類が展示されていている。

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特に、屋外の展示の中に国の重要有形民俗文化財に指定されている「製蝋小屋」は珍しいと思われる。

江戸時代、会津は江戸市中で使われる6割のろうそくを供給していたということで、大生産地だったということだ。

日が傾き始めたので、去年オープンしたばかりの道の駅「猪苗代」で休憩して裏磐梯のホテルに向かった。

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紅葉シーズンにはまだ早いので、ところどこに赤や黄色になった木々を見ながらホテルに入り、温泉と食事を楽しんだ。

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