最近知った二つのことば
今日は「冬土用入」、「阪神淡路大震災記念日」、「今月今夜の月の日」。
阪神淡路大震災が起きてからもう23年も経ったのだ。2011年の東北地方太平洋沖地震のインパクトの影になりがちたけれど、大火災、高速道路の倒壊など忘れられない。
「頓服」というのを痛み止めと解熱剤だとずっと思っていた。子供の頃に家に富山の薬売りがきていて配置薬があったけれど、その中にトンプクという名前で入っていたのが痛み止めと解熱剤だったので、完全に思い込んでいた。
つい最近、「頓服」というのが薬の飲み方で、症状が出たときに薬を飲むことをいうのを知った。「頓用」ということもあるらしい。
これまで痛み止めを出された時に、「痛みが出た時に飲んでください」と言われたことはあるけれど「頓服」という言葉を聞いたことが無いから、医療関係者だけのことばなのだろうか。
もうひとつの最近知った言葉は「NINJA」ということばで、「No Income, No Job or Asset」の略称で「収入も仕事も資産もないこと」ということらしい。
「NINJA」は老人に対して使われるようで、若者のニート(NEET)「Not in Education, Employment or Training」に対応する言葉かもしれない。
「確定拠出年金」や「マイホームを買っておくこと」など、現役時代からできる準備を怠ると「NINJA」になるぞという風に使われるようだ。
政府は年金支給年齢を70歳に上げることを狙っているけれど、70歳まで仕事の保証があるのか、70歳まで働けるのか、現状だと65歳で雇用保障が切れてからの5年間を退職金と貯蓄だけで暮らせるのかといったことなどは全く検討されていないのだろう。
ベビーブーマーが死に始めると焼き場が不足してくるとか、どんどん老人が生きづらくなってきた。
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