「ビックコミック」が創刊50週年
50年ぶりに創刊号を見ると、今ではちょっとと思うようなページもあったけれど全く覚えていなかった。
白土三平「野犬」、手塚治虫「地球を呑む」、石森章太郎「佐武と市捕物控」、水木しげる「妖花アラウネ」、さいとう たかを「ラウンド10に弔いの詩を」と非常に豪華な布陣だった。連載小説は小松左京「SFエロチカ ジンギス汗の罰」。
創刊記念クイズの商品がダットサン サニー1000一台、日立のステレオなど当時としては非常に豪華だったのだろう。
当時はサンデー、マガジン、ジャンプといった少年漫画誌が中心だったので、青年まんがという新しいジャンルの雑誌という意気込みを感じる。
読んでみると、戦争の臭いと、70年安保を前にした空気を感じるのは不思議だった。
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