新 日本の探鳥地 首都圏編
新しい探鳥地ガイド「新・日本の探鳥地 首都圏編」が文一総合出版から昨年発刊された。
地元であれば探鳥地ガイドは必要ないけれど、新しい場所へ行こうと思った時には便利だし、バードウォッチングを始めたばかりの人にも必要だろう。
これまで、1977年に「野鳥を見に行きませんか―全国探鳥地案内」(日本野鳥の会)、「」1984年に「日本の探鳥地777 : バードウォッチング・ガイド 1:北海道・東北編 2 : 関東・中部編 3 近畿以西編」(日本野鳥の会)、1991年に「日本の探鳥地 東日本編 西日本編」(日本野鳥の会)、2004年-2005年に「決定版日本の探鳥地 北海道編 東北編 首都圏編 関東・甲信越・北陸編 東海・西日本編 九州・沖縄編 」などが発行されている。
探鳥地は、変化の無い場所もあるけれど、地震、津波、洪水や工事などで環境の変化して探鳥地ではなくなったり、交通条件の変化があったり、新たに探鳥地ができたりなど変化してしまうので、古い探鳥地ガイドで対応できなくなっている場合もある。
定期的に探鳥地ガイドを改訂して欲しいと思っていたけれど、10年以上新しい探鳥地ガイドが出ていなかった。
今回ようやく首都圏の東京都(20ヵ所)、神奈川県(15ヵ所)、埼玉県(13ヵ所)、千葉県(15ヵ所)、茨城県(8ヵ所)、栃木県(12ヵ所)、群馬県(8ヵ所)の主要な探鳥地63ヵ所を網羅した探鳥地ガイドが発行された。
文一総合出版の「決定版日本の探鳥地」はB5版と大きくて持ち歩きに不便だったけれど、この本はA5版となっていて、コンパクトに仕上がっている。
従来と同様に探鳥地の特徴、鳥情報、アクセス、探鳥地の地図、鳥の見えるポイントなどに加えてカーナビに対応してマップコードも記載されている。
探鳥地の選定は、日本野鳥の会の支部の会員数の比率かと思ってしまった。茨城県は自然度も高く探鳥地も多いような気がするけれど、バードウォッチング人口の多さによるものかもしれない。
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