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2018/02/16

文化の一日

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今日は旧暦1月1日、「旧暦の正月」、「天気図記念日」、「全国狩猟禁止」。

東京国立博物館で開催中の特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」と「アラビアの道 サウジアラビア王国の至宝」、サントリー美術館の「寛永の雅 江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽」を見に行ってきた。

少しは人出が減ったのかと思っていたけれど、相変わらずの人出だった。

門跡密教寺院の仁和寺と全国の御室派寺院の寺宝が一堂に会する貴重な機会で、今週から展示替えで大阪藤井寺市の葛井寺の千手観音が展示されていた。

仁和寺の本尊秘仏の「国宝 薬師如来坐像」は想像以上に小型の仏像だった。

会場は写真撮影禁止だったのだけれど仁和寺の観音堂の須弥壇を再現した場所だけは撮影可能だった。

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寺院自体や一部の寺宝は応仁の乱で灰燼に帰し、江戸時代に再建されていて、多くの寺宝は残されていたのは素晴らしい。さすが世界遺産だった。

行く前に「もっと知りたい仁和寺の歴史 」で予習して行ったので、展示内容がよく理解できた。

特に孔雀明王法の効果は相当高かったようで、祈るしかできなかった時代に天変地異など現代でもどうにもできないことや病気などを密教の修法で修めようとすることを真剣に考えていたというのは凄い。

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考古室では和歌山の埴輪の展示があったので少し見てきた。

ほとんどが重要文化財で関東の埴輪と違っているのが面白かった。

重要文化財の和歌山市大日山35号墳出土の「翼を広げた鳥形埴輪」は非常に珍しい形だと思う。

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同じ古墳出土の重要文化財の「両面人物埴輪」も不思議な感じだった。

表慶館の「アラビアの道 サウジアラビア王国の至宝」は100万年前のアラビアの先史時代からサウジアラビア王国の歴史を一覧できる展示で、これもなかなか見ることのできない展示で非常によかった。

アラビア半島はメソポタミヤ文明の発祥の地で古代から繁栄していたということは学校で習っているけれど、イスラム教も含めそれ以外は空白で知らないことばかりというのがよく分かっただけでも大収穫だった。

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BC6500年頃の新石器時代の羊の石像の一部。

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BC3〜AD3世紀頃の土製のヒトコブラクダ。

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2世紀頃の青銅のライオン。

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アブドゥルアジーズ王のハヤブサ用止まり木、目隠し、狩猟用手袋

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1世紀頃の金の葬送用マスク。

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アッバース朝時代のパーチメントに書かれたクルアーン(コーラン)。この他にも冊子体のコーランは2冊展示されていた。

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東京ミッドタウンのサントリー美術館の「寛永の雅 江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽」見に上野駅から日比谷線で六本木まで移動した。

仏像ブームと違うのかサントリー美術館は東京国立博物館に比べるとガラガラでゆっくりと展示を見ることができた。

徳川幕府が確立して訪れた太平の時代に成立した寛永文化の美意識を代表する小堀遠州、野々村仁清、狩野探幽の時代とともに変化する様子が分かる展示になっていた。

寛永年間はちょうど仁和寺の再建が始まった時期とも一致するのが興味深い。

平和な時代というのは、文化が発展するのだけれど、戦争が好きな安倍総統は文化が嫌いというのも符合するのかもしれない。

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