小笠原諸島の硫黄島3島周遊クルーズ第二日目
水面に複数のクジラが出現した。背びれがでてきてコビレゴンドウと判明。
父島に到着して昼食後集合場所に移動中、街路樹にアカガシラカラスバトが止まっていた。
アカガシラカラスバトは猫の捕獲が進んで増えていると聞いていたが、街中までよく出てくるらしい。
硫黄島三島クルーズに出発するまでの時間を使って南島クルーズにでかけた。
南島はカツオドリ、オナガミズナギドリ、アナドリの繁殖地になっている。ペアのカツオドリが岩の上に止まっていた。
カツオドリと白い雛がいて、エサを与えている姿も見ることができた。
オガサワラメジロが草原の上にいた。
珊瑚石灰岩の穴でアナドリが抱卵していた。
オナガミズナギドリは穴に入らず木の下で抱卵しているところも見られた。
斜面にオナガミズナギドリの巣穴が見られた。
有名なハートロック。
ウミガメの産卵場所にもなっている扇池。
扇池の砂丘面に約1000年前に絶滅した「ヒロベソカタマイマイ」、「チチジマカタマイマイ」、「アナカタマイマイ」の半化石が入った地層が露出していた。
ヒロベソカタマイマイの殻を背負ったオカヤドカリはどちらも天然記念物という組み合わせ。
ブルドーザーが通ったようなウミガメが上陸した跡
父島の二見港の近くでウミガメが顔を出した。
おがさわら丸に再乗船して午後7時に硫黄島三島クルーズに出発。
【観察した野鳥】
カラスバト、オオシロハラミズナギドリ、シロハラミズナギドリ、オナガミズナギドリ、アナドリ、カツオドリ、アカアシカツオドリ、ダイサギ、チュウシャクシギ、キョウジョシギ、ノスリ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、イソヒヨドリ 15種
| 固定リンク
コメント