茨城県自然博物館:企画展「火山列島日本」
今日は七十二候の「鷹技を習う」、「光化学スモッグの日」。
最高気温が35度超えの猛暑日。40度を超えた場所もある。屋外で活動するのは危険だろう。
午前中、坂東市の茨城県自然博物館で開催中の企画展「火山列島日本」を見に行ってきた。
世界有数の火山がある日本列島についての総合展示で、なかなか充実した内容だった。
地球上の火山をプロジェクション・マッピングで示した半球があった。ちょっと輝度が足りないのが残念だった。
富士山の宝永噴火のスコリアが霞ヶ浦湖底で見つかっているらしい。
富士山の模型にプロジェクション・マッピングで噴火の火砕流や溶岩、スコリアの降ったエリアなどを表示していた。
特別天然記念物の昭和新山についての展示は充実していた。
有名なミマツダイアグラム。
三松正夫さんの描いた昭和新山の絵が何点もあった。
西之表島の成長の様子や2106年の調査の様子なども展示されていた。
火山の噴火時にでる珍しいペレの毛とペレの涙があった。
多様な火山弾
赤城鹿沼テフラのモノリス。
島原雲仙岳の火砕流の熱を受けた品々。
超巨大噴火の中に、縄文時代の人々に大きな影響を与えた鬼界カルデラ噴火のの噴出部のモノリスと縄文土器の変化を示す展示。
企画展ではないけれど「100均自然史グッズ巡回展示」が面白かった。西日本自然史系博物館ネットワークの自然史系学芸員100円グッズプロジェクトの成果で全国を巡回展示されているらしい。
夏休みの自由研究の道具の参考になるだろう。
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