国立歴史民俗博物館:ニッポンおみやげ博物誌
今日は「特許の日」。
まごぎつねと一緒に佐倉の国立歴史民俗博物館で開催中の企画展「ニッポンおみやげ博物誌」を見てきた。
夏休みということもあってか、駐車場が満車で行ったことのない第二駐車場も使われていた。ここはJAFの会員は団体割引になるのがうれしい。
江戸時代から現代までの各地の各種土産物を通して旅と観光にリンクした贈答の文化の関連を展示していた。
土産物の歴史に占める参勤交代、おかげ参り、富士講などの影響に関する展示は興味深かった。
ペナントや絵葉書、手形など懐かしい土産物が沢山あって懐かしい。土産物への修学旅行の影響も見えた。
みうらじゅんさんがもらっても全然うれしくない土産物と定義した「いやげ物」らしいものもあった。
各地にあった秘宝館に関する展示が少しだけあって、秘宝館は消えつつある重要な日本の民俗の歴史だと思う。エロは民俗のひとつの柱になるのだろう。
展示物は個人蔵のものも多く、よく集めたものだと思う。
まごぎつねが飽きてしまったので、みたい展示もあったけれど、第5展示室「近代」と第6展示室「現代」の展示を駆け足で見てきた。
近代の展示のなかで被差別民とアイヌに関する展示内容が以前よりも充実していた。
見逃したものもあるので、8月中にもう一度行ってみたい。
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