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2018/10/24

霞ヶ浦西浦中岸パトロール

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朝は雨が降っていたけれど、天気が良くなりそうだったので、土浦市田村からかすみがうら市歩崎までの霞ヶ浦西浦中岸をパトロールに行ってきた。

霞ヶ浦田村・沖宿・戸崎地区は埋め立てや干拓によって変化した湖岸環境を再生するための自然再生事業を実施していている。

ワンド地形の形成、浅水域、静水域、深場を持つ湾入部等の整備、突堤や潜堤の整備や養浜、消波護岸の整備などAからIの9地区で実施しているらしい。

今年の春に完成したのが自然再生地H地区で堤防で浜を再生し、環境学習の場として整備されたらしい。

フェンスがあって中に入れないが、秋口はシギチが集まっていて、今はカモ類が沢山集まっているので、今後バードウォッチングポイントになるかもしれない。

サギ類は相変わらず多い。

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渡りも終盤になってきて例年のようにカモの群れとオオバンの群れが集まっていた。

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今回はミサゴが非常に目立っていた。少なくとも8個体みることができた。

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タヒバリも数は少ないけれど戻ってきていた。これから本格的に増えるだろう。

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カイツブリも増えてきていて、カンムリカイツブリやハジロカイツブリが見られた。ユリカモメの群れとセグロカモメも戻ってきた。

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オオタカが飛び出してきた。飛び出してきた場所にハシボソガラスが何かつついていた。よく見るとマガモの死体だった。オオタカの獲物をハシボソガラスが横取りしたようだ。

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このエリアはシギ・チドリがたくさん入って有名な探鳥地だったけれど、2002年頃から蓮田に防鳥ネットが設置され始めてからシギ・チドリが全くといっていいほど見られなくなってしまった。

それが昨年あたりからシギ・チドリが少数観察できるようになってきた。今年は観察できる場所は少ないけれど、昨年よりも種類が多く観察できるようになってきた。

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霞ヶ浦中岸には佃煮工場がいくつもあって、今日は風がなかったためか、佃煮を煮ている良い匂いがしていた。昼近くになって、いい匂いすぎて、急にお腹が空いてきたので撤退。

【観察した野鳥】
ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、オオバン、アマツバメ、コチドリ、セイタカシギ、コアオアシシギ、クサシギ、タカブシギ、イソシギ、ウズラシギ、ハマシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、オオタカ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ショウドウツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロカモメ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ 43種+ドバト

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