国立科学博物館:明治150年記念 日本を変えた千の技術博
今日は「幼稚園記念日」、「国際寛容デー」、「自然薯の日」。
体調も悪いし、なかなか日程が取れなくて出かけられなかったので、科博と東博の特別展を見ることと、北海道時代の休眠口座の解約などを済ませるために東京にでかけた。
最初に科博の特別展「明治150年記念 日本を変えた千の技術博」を見ることにした。
最近、前売りチケットをネットで購入できるようになって便利になった。
日本の産業、生活を変えた科学技術について、関わったひとやモノについて多様な資料を使って見えるようにした展示になっていた。
展示物の多くが科博の所蔵品なので、通常展示でもみることができるので、新鮮さはなかったけれど、全国の企業や研究機関・大学などの所蔵品は簡単に見ることもできないものがあったので、非常に良かった。
科博の特別展は、特殊なものと映像以外撮影できるのでありがたい。多くの写真を撮ってきた。
明治政府が作らせた一尺の基準とした日本尺原器。これは初めて見た。
メートル法の基準として使われてきたメートル原器とキログラム原器のレプリカ。メートルの基準はすでに変わっているけれど、キログラムも11月16日に約130年ぶりに変わることがきまったようだ。
日本の輸出の基幹だった養蚕に関する展示のなかで「左手座繰り 綾振り付き」は、自動化の基礎になっているはず。
繊維産業のベースになった画期的な技術の「ガラ紡」。なんともシンプルでセンスのいい機械なんだろう。
日本初のエレベーター
エジソンの蓄音機
昔の照明に使われた行灯。注目したのは引き出しの中の灯心い草。
第2時世界大戦中に伊号潜水艦でドイツから運ばれたIsoma射出成形機。
セルロイドのピンポン玉を作る道具。半球づつ作る。
遺伝子組換えで作られた光る繭。
第2時世界大戦で南方で滑走路づくりのために急造された小松のブルドーザー。農業用トラクターを改造したということだ。
国産のレントゲン装置。
きたきつねが1973年に初めて使ったワープロ東芝のJW-10。10Mの磁気ディスクとインパクトプリンターが付いて定価630万だった。実際には500万円位で購入したと思う。8インチFDに文書ファイルを入れて持って歩いたのが懐かしい。
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