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2019/04/23

上野の博物館巡り

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今日は「国際マルコーニデー」、「世界図書・著作権デー」、「こども読書の日」。

連休に入る前にということで、東京国立博物館と国立科学博物館に行ってきた。

東京国立博物館では特別展「国宝 東寺ー空海と仏教曼荼羅」と「親と子のギャラリー ツノのある動物」、第14室の特集「密教彫刻の世界」、第11室の特集「平成31年 新指定 国宝・重要文化財」を見てきた。

特別展「国宝 東寺ー空海と仏教曼荼羅」は、空海が中国から持ち込んだ当時のトレンディーな仏教の「真言密教」の世界を展開した世界を紹介する企画で、最大の見ものは東寺講堂に展開した立体曼荼羅で、21体の仏像の内、15体が展示されていた。

このような機会は非常に稀なことで、眼福だった。

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開場は写真撮影禁止で、帝釈天騎象像だけが撮影可能だった。

真言密教の理解を深めるような展示で、特に曼荼羅の意味を詳しく分かるようになっていたが、凡夫のきたきつねには理解を越えていた。

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「親と子のギャラリー ツノのある動物」は上野動物園・国立科学博物館との三館によるコラボ企画でツノのある動物を描いた作品やツノを加工した工芸品、空想の動物など子供にも分かるような展示だった。

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ちょっとおもしろいと思ったキツネの妖怪のお面(能面 野干)。

第14室の特集「密教彫刻の世界」は、大日如来、愛染明王像など重要文化財、重要美術品の仏像が並んでいて、中国密教の八臂十一面観音菩薩立像やチベット仏教のチャクラサンヴァラ父母仏立像など関連した仏像も展示されていた。

第11室の特集「平成31年 新指定 国宝・重要文化財」は新しく指定を受けた仏像などが展示されていたけれど、全室写真撮影禁止。

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国立科学博物館の日本館では、お約束のフーコーの振り子を見てから国立民族学博物館とのコラボ企画「ビーズ 自然をつなぐ 世界をつなぐ」という人類の歴史のなかで作られてきた多様な素材を使ったビーズを民俗学と自然科学の両面から植物のビーズ、動物のビーズ、貝のビーズ、石のビーズ、金属のビーズ、ガラスのビーズ、現代のビーズを実物と映像で紹介していた。

身近にあるものから希少なものまで色々なものを使ってビーズを作ってきたことがわかる。特に、貝のビーズを作るプロセスの映像は興味深かったし、自動でビーズ刺繍をする機械があるのには驚いた。

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ブラジルのピラルクの鱗の壁飾り

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ブラジルのイルカの歯の首飾り

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カメルーンのガラスビーズの象の仮面で全身を覆う大きさのものの頭部

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ベネチアンガラスのビーズ

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日本の現代作家のガラスのビーズのカバ。このほかキリン、シマウマ、ヒゲワシなども展示されていた。

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