歴史民俗博物館の先史・古代の展示
展示内容は大幅に変わっていて、日本列島に人類がたどり着いてた旧石器時代から、縄文、弥生、古墳、奈良時代までの生活と文化を
最新の研究成果を反映した密度の濃い内容となっていて、見るところが多くて弥生時代あたりで頭が飽和状態になってしまった。
展示方法もただ考古資料を並べるだけでなく、実物大の復元模型や映像をつかって理解しやすい工夫がされていた。
考古資料はレプリカが大部分だけれど歴史の流れを理解できればいいので特に問題はないだろう。
青銅器や鉄器などの復元模型は、時代を経た状態のレプリカと違って、金色に輝く銅鐸など当時の雰囲気がよく分かるのが良い。
皮を鞣す女性。
落とし穴に落ちた動物を狙っている人は入り口の上に置いてあった。
焼石料理をする親子。
縄文草創期の集落のジオラマ。
土器の中に封入された小豆のCT画像から作られた3Dモデル。土器の穀物や昆虫の圧痕は見たことはあるけれど、土器の中までというのは面白い。
青森の三内丸山遺跡の建物復元模型。
難波京の大極殿の模型の屋根の上にネズミを追いかける猫があったり遊びもあった。
多賀城の復元ジオラマ。
以前からある沖の島の展示もより見やすくなっていた。
正倉院文書の展示はあるけれど、今回特別に歴博が長期事業として実施してきた完全複製化とデーターベース化でできた正倉院文書の特別公開がされていた。
これから何度か通う必要があるみたいだ。
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