« 竹芝桟橋から三宅島に向けて出航 | トップページ | 双眼鏡やカメラの塩抜き »

2019/05/11

三宅島探鳥旅行

 

20190511_1

今日は七十二候の「みみず出ずる」、「長良川の鵜飼い開きの日」。

早朝5時に錆ヶ浜港に到着。レンタカーを借りてバードウォッチングに出発した。

最初は椎取神社に行ってみたけれど、声はすれども姿が見えない。仕方がないので伊豆岬のウチヤマセンニュウポイントに向かった。

岬周辺はウチヤマセンニュウの大合唱。ウチヤマセンニュウの求愛行動らしいものが確認できた。

カラスバトが2羽遠くの木に止まっているのが見えたので見ていたところ、すぐ近くを飛んだのびっくりした。

20190511_4

頭の上をアマツバメが舞ったりと幸先がいいと思った。

20190511_5

海を見ると潮目に魚が集まっているようでオオミズナギドリが集まっていた。そこにカツオ釣りの船が近づいて釣りを始めた。

20190511_6

近くにはミナミハンドウイルカの群れもいて、カツオに追われたイワシを食べに来ているのだろう。

20190511_2

岸寄りに黒い丸い頭が沢山浮き沈みしているのが見えた。なんだろうと思っていると同行の仲間が写真を撮ってみみると亀の頭だった。多分、アカウミガメのようだ。きたきつねのカメラだとなんとか亀の頭と分かる程度だった。

20190511_3

メガネ岩を経由して大路池に移動した。観察路を歩いていると、黒い小さな生き物が沢山動いていた。近づいて見てみるとヒキガエルの子だった。

大路池で大きくなって森に戻るところだった。

20190511_7

フウトウカズラの紐状の花が咲きそうだった。

20190511_8

タチツボスミレの変種のシチトウスミレの花ががまだ残っていた。

20190511_9

イイジマムシクイの声はうるさいぐらいだったけれど、なかなか姿が見えなかった。アカコッコ館の水場でなんとか見ることができた。

20190511_10

シチトウメジロが大きなイモ虫を咥えていた。子育てに入っているのだろう。

20190511_11

ミヤケコゲラも出てきた。

20190511_12

足輪の付いたアカコッコが目の前まで近づいてきてびっくり。カメラマンかだれか餌を撒いているので、慣れてしまったのだろうか。

20190511_13

アカコッコも営巣しているようで、虫を沢山咥えて飛んでいった。

20190511_14

帰る時間ギリギリにコマドリがでてきた。

レンジャーの話だと冬から鳥の動きが悪いようで、これまでの三宅島行きの中でも一番鳥を見ることができなかったのではないだろうか。

レンタカーを返して、錆ヶ浜港まで送ってもらった。待合所の周りのテトラなど周辺にメリケンキアシシギがいないかと探してみたけれど見つからなかった。

港の近くにオオミズナギドリの群れが飛んでいて、カツオの一本釣りの船が集まってきて釣りが始まった。大きなカツオを釣り上げていた。実際にカツオを釣るのを見られたのは初めて。

カツオ船は高知の船でこの時期には三宅島の近くに沢山集まってくるらしい。

20190511_17

オオミズナギドリの中にクロアシアホウドリとトウゾクカモメsp.が各一羽混じっていた。

帰りの橘丸は定刻を10分以上遅れて到着。

20190511_16

帰りの航路に期待していたけれど、オオミズナギドリの小さな群ればかりで、アホウドリ類は全く現れなかった。これも今までで最小の鳥の出現となった。

20190511_18

消化不良のまま東京湾に入ったところで鳥見は終了。入港規制があったということで大幅に遅れて竹芝桟橋に到着。鳥が出なかったので疲労感がどっとでた。

【観察した野鳥】
キジバト、カラスバト、オオミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、クロアシアホウドリ(1)、トウゾクカモメsp.、クロトウゾクカモメ、ヒメウ、カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、オオバン、アマツバメ、ウミネコ、コゲラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、イイジマムシクイ、ウチヤマセンニュウ、センダイムシクイ、メジロ、ミソサザイ、アカコッコ、コマドリ、イソヒヨドリ、スズメ、カワラヒワ 27種+コジュケイ

 

|

« 竹芝桟橋から三宅島に向けて出航 | トップページ | 双眼鏡やカメラの塩抜き »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 竹芝桟橋から三宅島に向けて出航 | トップページ | 双眼鏡やカメラの塩抜き »