三宅島探鳥旅行
頭の上をアマツバメが舞ったりと幸先がいいと思った。
海を見ると潮目に魚が集まっているようでオオミズナギドリが集まっていた。そこにカツオ釣りの船が近づいて釣りを始めた。
近くにはミナミハンドウイルカの群れもいて、カツオに追われたイワシを食べに来ているのだろう。
岸寄りに黒い丸い頭が沢山浮き沈みしているのが見えた。なんだろうと思っていると同行の仲間が写真を撮ってみみると亀の頭だった。多分、アカウミガメのようだ。きたきつねのカメラだとなんとか亀の頭と分かる程度だった。
メガネ岩を経由して大路池に移動した。観察路を歩いていると、黒い小さな生き物が沢山動いていた。近づいて見てみるとヒキガエルの子だった。
大路池で大きくなって森に戻るところだった。
フウトウカズラの紐状の花が咲きそうだった。
タチツボスミレの変種のシチトウスミレの花ががまだ残っていた。
イイジマムシクイの声はうるさいぐらいだったけれど、なかなか姿が見えなかった。アカコッコ館の水場でなんとか見ることができた。
シチトウメジロが大きなイモ虫を咥えていた。子育てに入っているのだろう。
ミヤケコゲラも出てきた。
足輪の付いたアカコッコが目の前まで近づいてきてびっくり。カメラマンかだれか餌を撒いているので、慣れてしまったのだろうか。
アカコッコも営巣しているようで、虫を沢山咥えて飛んでいった。
帰る時間ギリギリにコマドリがでてきた。
レンジャーの話だと冬から鳥の動きが悪いようで、これまでの三宅島行きの中でも一番鳥を見ることができなかったのではないだろうか。
レンタカーを返して、錆ヶ浜港まで送ってもらった。待合所の周りのテトラなど周辺にメリケンキアシシギがいないかと探してみたけれど見つからなかった。
港の近くにオオミズナギドリの群れが飛んでいて、カツオの一本釣りの船が集まってきて釣りが始まった。大きなカツオを釣り上げていた。実際にカツオを釣るのを見られたのは初めて。
カツオ船は高知の船でこの時期には三宅島の近くに沢山集まってくるらしい。
オオミズナギドリの中にクロアシアホウドリとトウゾクカモメsp.が各一羽混じっていた。
帰りの橘丸は定刻を10分以上遅れて到着。
帰りの航路に期待していたけれど、オオミズナギドリの小さな群ればかりで、アホウドリ類は全く現れなかった。これも今までで最小の鳥の出現となった。
消化不良のまま東京湾に入ったところで鳥見は終了。入港規制があったということで大幅に遅れて竹芝桟橋に到着。鳥が出なかったので疲労感がどっとでた。
【観察した野鳥】
キジバト、カラスバト、オオミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、クロアシアホウドリ(1)、トウゾクカモメsp.、クロトウゾクカモメ、ヒメウ、カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、オオバン、アマツバメ、ウミネコ、コゲラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、イイジマムシクイ、ウチヤマセンニュウ、センダイムシクイ、メジロ、ミソサザイ、アカコッコ、コマドリ、イソヒヨドリ、スズメ、カワラヒワ 27種+コジュケイ
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