2018年の人口動態統計
今日は旧暦5月5日で「端午の節句」、「母親大会記念日」。
昨日よりも最高気温が10度も下がって雨の肌寒い一日。関東地方も梅雨入りした。
こぎつねが帰ってきたのでお好み焼きパーティー。
厚生労働省が今日「2018年の人口動態統計」を発表した。少子化、大量死が顕著になる時代に入ってきたということのようだ。
●子どもの数(出生数)は918,397人で過去最低を更新し、3年連続で100万人を割り込んだ(対前年27,668人減少)。
●1人の女声が産む子どもの数も1.42まで下がっており、3年連続でマイナスを記録(対前年0.01ポイント低下)。
●死亡者数は1,362,500人で、太平洋戦争時代を超えて過去最多(対前年22,085人増加)。
●死因は、第1位が悪性新生物<腫瘍>で37万3547人、第2位心疾患で20万8210人、第3位老衰で10万9606人、第4位脳血管疾患で10万8165人。
●自然増減数は、△444,085人で過去最大の減少幅 (対前年49,753人減少)。
●婚姻件数は、586,438組で戦後最少(対前年20,428組減少)。
●離婚件数は、208,333組で減少 (対前年3,929組減少)。
三大死因の1つに、初めて「老衰」が加わって、これまで三位だった「脳血管疾患」は四位に後退した。死因としての「老衰」は、この十数年、右肩上がりで増え続けている。
死因に「老衰」増えた原因は『成人肺炎診療ガイドライン2017』ではないかといわれているようだ。ガイドラインがでてから、誤嚥性肺炎で死亡した場合にも、死亡診断書の死因病名に「肺炎」ではなく「老衰」と記載する傾向がかんがえられるようだ。
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