« へんなものみっけ(4) | トップページ | 恐竜と将棋に付き合う »

2019/08/13

国立歴史民俗博物館「伝統の朝顔」と「もののけの夏」

20190813_1

今日は七十二候の「蜩鳴く」、「函館夜景の日」、「左利きの日」。

まごぎつねの好きな妖怪の特別展示があるというので、一緒に国立歴史民俗博物館に行くことにした。

朝早くでて10時前に着いたけれど、駐車場はほぼ満車だった。

せっかくなので、くらしの植物苑の恒例になっている「伝統の朝顔」展を花が咲いている早い時間に見ることにした。

「伝統の朝顔」展は今年で20年になるということだ。

このところできるだけ見るようにしているけれど、いつ見てもこれが朝顔?という多様な変異の品種があって楽しめる。

20190813_2

花は室内、屋外で展示されていて、室内のものは一部冷風を流していた。

20190813_3

牡丹出物の黃/握爪龍葉 白/風鈴獅子咲/牡丹

20190813_4

親牡丹の青/斑入/笹葉 茶/覆輪/車絞/切咲/牡丹

20190813_5

牡丹出物の黃/抱/柳葉 紅/吹雪/撫子/采咲/牡丹

20190813_6

大輪朝顔(青斑入蝉葉)の展示

朝顔を見終わって本館に戻る途中の道にアブラゼミがたくさん落ちていた。

本館の入場料は小学生は無料で大人はJAFの割引が効いて350円でありがたい。

特別展示「もののけの夏ー江戸文化の中の幽霊・妖怪」をまごぎつねに見せたかったのは、まごぎつねの好きな妖怪ウォッチやピカチュウなど現在の漫画やアニメの妖怪は、連綿と昔から繋がっていることを知ってもらいたいと思ったからだ。

最初は説明も難しく読めないし、絵も良くわからなかったようだけれど、説明してるうちに分かってきたたようだった。

夏休みなので子供が多かったけれど、もともと歴博の展示の説明は難しいのと、特に歌舞伎や武者絵の物語が分かっていなければなぜその妖怪や幽霊が出てくるのか理解できないだろう。

20190813_8

狩野洞雲益信の「百鬼夜行図」

20190813_9

作者不詳の江戸時代の「化物絵巻」

20190813_11

歌川芳員の「百機怪談紙物双六」

20190813_12

三代歌川豊国の「昔語岡崎猫石妖怪」

20190813_13

歌川国芳の「下野之国奈須の原金毛白面九尾の悪狐たいじの図」

20190813_14

歌川芳盛の「昔ばなし舌切雀」の内、欲張り婆さんの部分

|

« へんなものみっけ(4) | トップページ | 恐竜と将棋に付き合う »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« へんなものみっけ(4) | トップページ | 恐竜と将棋に付き合う »