小笠原航路とんぼ一日目
今日は二十四節気の「処暑」、七十二候の「綿の花しべ開く」、「奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー」。
8月の小笠原航路での出会いを期待してこの夏最後のおがさわら丸とんぼ返り運航に出かけることにした。
おがさわら丸は通常は5日に一便の運航で、8月だけが2泊3日のとんぼ返り運航になっていて、今日出発が今年最後のとんぼ返り運航になる。
浜松町から竹芝桟橋に向かう途中の歩道に埋め込まれた小笠原のプレートが割れていて、今回の航海の前途に暗雲が立ち込めているとは分からなかった。
桟橋の待ち合わせ場所に行くと、知り合いや顔見知りのひとがいた。今回の乗船客は300名強と乗船定員の三分の一程度で比較的ゆったりとしていた。
おがさわら丸は定刻で出航して、波のない東京湾を進んでいった。途中、ゲートブリッジの向こうに東京スカイツリーが見えた。
羽田沖を抜けてランドマークタワーを見ながら横浜を通過。
第2海堡の向こうに君津の工業団地を見ながら東京湾を抜けて太平洋にでた。
東京湾を抜けて少しでオオミズナギドリの群れが水面に浮いていて、船が近づくと飛び上がってなかなかいい感じだった。幸先が良いかと思ったけれど・・・・。
大島からの高速ジェット船「セブンアイランド 大漁」と海上自衛隊のミサイル護衛艦「みょうこう」とすれ違った。
波と風が少しあって時々波しぶきを浴びながら海面を見続けるけれどオオミズナギドリばかりだった。
三宅島の東を通過して、八丈島の辺りで日没。観察を終えて休息となった。
ここのところ色々とあって疲労が蓄積していたのだろうか、船酔いをしないはずが船内に入って直ぐに気分が悪くなってしまった。夕食を食べることができずに早めに就寝。
トイレが部屋の前でよかった。
【観察した野鳥】
オオミズナギドリ、アナドリ、ウミネコ、トビ 4種 カンムリウミスズメを見た人がいた。
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