« 小笠原航路とんぼ二日目 夜明けから父島まで | トップページ | 小笠原航路とんぼ二日目 父島から日没まで »

2019/08/24

小笠原航路とんぼ二日目 父島で出航待ち

20190824_12

おがさわら丸は定刻に父島二見港に到着。観光案内所に荷物を預けて出航までの4時間半を島内散策することに。

おがさわら丸は5泊6日の運航で5日に1便なのだけれど、8月の夏休みシーズンは0泊3日の運行になる。これを地元の人は「発着」とか「とんぼ」というらしい。

父島には三度目なのだけれどよくみていないので、最初にビジターセンターに行くことにして、中心街を避けて海沿いの道を向かった。

ビジターセンターでは、企画展示で「島のくらし 意外と知らない島のあれこれ」と「遊歩道の固有植物」を開催中だった。

開拓時代の小屋が展示されていた。タマナの木で骨組みを作りビロウの葉で屋根や壁を覆った簡素なものだったようだ。室内にかまどなども展示されていた。

生活用品や南洋踊りの衣装などもあった。

20190824_202

小笠原航路の歴代の定期船の模型が展示されていた。戦前戦後に使われていた黒潮丸は500トン足らずで、羽幌から天売島に渡る時に乗ったフェリー「おろろん2」とほぼ同じで2時間ほどでも相当揺れたから、これで外洋を40時間以上乗るのは大変だったろう。

現在の三代目おがさわら丸が11,035トンはフィンスタビライザーの効果でほとんど揺れることがないから幸せなことだ。

20190824_203

奥のホールで硫黄島の映像を見てから屋外に。ザトウクジラの骨格標本が飛び上がっている形で展示されていた。

公園内を花や木の実を見ながら鳥を探した。

20190824_201

メジロが沢山飛び回っていた。

20190824_35

広場に愛想の良いイソヒヨドリのペアがいた。もう一つのペアは、追いかけっこをしているようで、園内をグルグル飛び回っていた。

20190824_34

港に向かって海沿いを歩いてみた。ちょうどははじま丸が出航するところだった。

20190824_204

時間になったので待合所にいくと多くの人で賑わっていた。往路は300名強だったけれど、復路は600人を越えているらしく、ほぼ満員のようだった。

恒例の小笠原大鼓の演奏の後、おがさわら丸は定刻15時30分に出航した。港の外までイルカウォッチングやダイビング会社の船が見送りに来てくれた。

20190824_28

|

« 小笠原航路とんぼ二日目 夜明けから父島まで | トップページ | 小笠原航路とんぼ二日目 父島から日没まで »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 小笠原航路とんぼ二日目 夜明けから父島まで | トップページ | 小笠原航路とんぼ二日目 父島から日没まで »