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2020/01/21

国立科学博物館の企画展「絵本でめぐる生命の旅」

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上野駅に戻る途中国立科学博物館で企画展「絵本でめぐる生命の旅」を見てきた。

今回の展示は、生命の進化をテーマにした7冊の絵本をベースにして、それぞれの絵本から選んだ場面とそれに関連する科博の標本を組み合わせた展示になっている。

前回の企画展「風景の科学展 芸術と科学の融合」と同じように、これまでの科博と違った切り口で科学に興味を持ってもらえるようにというコンセプトの企画展だ。

取り上げた絵本はバージニア・リー・バートン「せいめいのれきし」、松田素子(文)、川上和生(絵)「ながいながい骨の旅」、ジョナサン・トゥイート(文)、カレン・ルイス(絵)「わたしはみんなのおばあちゃん はじめての進化のはなし」、大島英太郎「とりになった きょうりゅうのはなし」、サビーナ・ラデヴァ「ダーウィンの『種の起原』 はじめての進化論」、中村桂子(文)、松岡達英(絵)「いのちのひろがり」、坂井治「13800000000ねんきみのたび」の7冊。

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「13800000000ねんきみのたび」の38億年から5億年の部分

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「ながいながい骨の旅」の一部を絵本の形で表現

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「とりになった きょうりゅうのはなし」の内容を展開して見せる

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「わたしはみんなのおばあちゃん はじめての進化のはなし」

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「13800000000ねんきみのたび」で猿から人類への進化

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会場の外に絵本コーナーがあって、生命の進化や自然科学に関係する絵本を読むことができる。

国立科学博物館は、ガラスの中の標本などを見に来て解説を読んでという従来の展示から、語りかけるとか働きかける展示という新しい方向を模索していている。

科学というのは、私達の生活や社会の中で生きているものだから、それを分かってもらうことが必要だから、非常に良いと思う。いろいろな切り口の試みをしてもらいたい。

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