深川江戸資料館
今日は「風邪の日」、「とんちの日」。
午前中、浅草橋であった文房具の見本市にでかけたついでで、以前から行きたいと思っていた深川江戸資料館を見に行ってきた。
常設展示は、江戸時代末期、天保年間頃の深川佐賀町の町並みを想定復元した情景と生活再現したもので、コンパクトだけれど驚くほど再現度が高い展示になっていた。
近くに江戸東京博物館があって、そこでも江戸の街の再現展示されているけれど、そちらよりもいろいろな工夫をして展示していると思う。
施設はいじれないので、節季ごとに内部の生活展示を変えているようだ。現在は街や家の中を正月の雰囲気に飾っていた。正月、ひな祭り、端午の節句、七夕など6種類の展示替えをしているようだ。
つくばみらい市のワープステーション江戸は、映画やテレビのオープンセットなので、また違った雰囲気がある。
大店の門松
長屋木戸
長屋の井戸端
惣後架とゴミ溜め
どぶ板
徳三郎が出てきそうな船宿
米屋の踏臼に、米が臼の中で上手く回転するための藁で作った輪っかがちゃんと入っていた。他の資料館や博物館では輪っかがほとんど入っていない。
長屋の一人暮らしの炬燵のある部屋
水茶屋と天麩羅の床店
この資料館は見ごたえがあるので、季節を選んで再訪したい。
帰りに門前仲町まで歩いて富岡八幡宮に初詣に行ってみた。
神輿倉に日本一のお神輿があった。1,200貫あるらしい。
深川には、山東京伝、芭蕉など有名人が多いけれど、伊能忠敬が住んでいたのは知らなかった。
ここで二ヶ月に一回発行している「資料館ノート」は、A4一枚のリーフレットだけれど、内容が充実していて読み応えがある資料だ。バックナンバーがPDFで見ることができるのは嬉しい。
また、江東区が発行している年四回発行の「下町文化」も歴史と文化について貴重な資料になっていて、こちらもPDF版が閲覧できる。
朝から股関節の状態が最悪だったけれど、なんとか歩き抜いた。東京は交通の便は良いけれど、地下鉄の階段や乗り換えなど歩かなければならないのが辛い。
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