霞ヶ浦西浦中岸のパトロール
今日は二十四節気の「立春」、七十二候の「東風凍を解く」、「銀閣寺の日」。
午前中NPOの会報の発送作業に土浦市にでかけたので、ほぼ一ヶ月ぶりに霞ヶ浦西浦中岸のパトロールに行ってみた。
足が痛くて歩きづらいので、このコースは車から観察できるのが良い。
土浦市寄りはオカヨシガモ非常に多く、かすみがうら市に向かうに従って、マガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモと優勢なカモが変わっていくようだ。
今シーズンは霞ヶ浦で少ないホオジロガモの群れが入っていて、今日は40羽以上の群れがいた。涸沼では少ないようで、昨年の台風19号の影響で、浅い霞ヶ浦や涸沼の底が撹拌されて大きな変化が起こっているようだ。
同じことはハジロカイツブリでも同様の傾向があるようで、大きな群れは見られないけれど、広い範囲で見ることができた。
今シーズンも、セグロカモメが来ていて、中にニシセグロカモメとシロカモメが入っていた。
蓮田にはシギ・チドリの姿が見当たらなかったけれど、消波ブロックの上に数百羽のハマシギがいた。
昨年はミサゴが多く、このコースで10羽近く見ることができたが、今シーズンは数羽しか見ることができなかった。
アメリカヒドリを探してみたが見つからず、頭部白化のヒドリガモがいた。
土浦市からかすみがうら市までの湖岸の蓮田は防鳥網がかかっているところが多く、今シーズンも多くのオオバンやカモ類が羅網していた。羅網したオオバンをハシブトガラスが食べていた。
サギ類やカラスは羅網したのを見ることがないのは不思議だ。
【観察した野鳥】
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、ホオジロガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ハマシギ、ユリカモメ、シロカモメ、セグロカモメ、ニシセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン 44種+ドバト
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