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2020/05/09

緑あふれる里山散歩

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今日は「黒板の日」、「メークの日」。

今週も三密のない緑あふれる里山散歩。

足の調子が悪いのだけれど、里山であるき始めると痛みを忘れてしまうのが不思議だ。それでも途中の坂から我慢の連続になってしまった。

毎回、楽しいのだけれど今回は見どころが多くて予定の3時間の時点でコースの三分の二位までしか移動できなかった。結局40分位オーバーして駐車場にたどり着いた。楽しかった!

今年は昨年秋からの雨で池の水位が高く、池の奥の湿地まで水面が続いていて、去年夏の渇水で繁茂した湿性以外の植物が水没して消えてくれるだろう。

池のカモは先週よりもさらに少なくなっていた。昨年はマガモが越夏したけれど、キンクロハジロとホシハジロは故障があるようで居残りがでそうだ。

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田んぼの学校の水田にチュウサギがきていた。近くのサギのコロニーは5種類のサギが繁殖を始めたようで、エサを採りにきていたのだろう。

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カラスノエンドウにアブラムシが沢山ついていてテントウムシが来ていたが、中に4mm位の小さなヒメカノコテントウがいた。

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先週写真が撮れなかったクロハネシロヒゲナガのオスとメス。オスは長い触覚のためか、フワフワと飛んでいた。

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葉の上に花が咲くハナイカダの雌花と雄花を見ることができた。雌雄異株で雄花はなかなか見つからない。

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マミジロハエトリのオスとメス。オスは綺麗で、メスが大きい。

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オトシブミの季節になってきた。虫目ではないのでなかなか見つけられないけれど、ヒメクロオトシブミがいた。葉に卵を生んで、傷をつけて綺麗に折って丸め揺籃(ようらん)を作るのだけれど、実物を見てみたい。

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フタリシズカ、ギンラン、ニガナ、ミコシガヤ

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ベニカミキリ、ゴマフカミキリ、ミドリカミキリ、ナガタマムシの一種。カミキリムシも多いけれど、なかなか見つけられない。

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キタツマジロハバチ、ホソオビヒゲナガのメス、とてもきれいなビジョグモ、クサグモの幼体の頭の部分に赤いダニが2匹。

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湿地の周りにアカガエルの二、三センチのチビが沢山上陸していた。

まだカモが残っているので、鳥は外来種も含め35種も観察できた。カケスは筑波山に戻ったようだ。エナガは子連れで動いているようだ。モズの若鳥も見ることができた。サシバ、オオタカなどの猛禽は姿を見せてくれなかった。雑木林の奥でフクロウは巣立ったのだろうか。

【観察した野鳥】
キジ、オカヨシガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、オオバン、コゲラ、モズ、、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、アオジ 34種+コジュケイ、ソウシチョウ

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