筑波実験植物園で企画展示「きのこ・カビ・酒」
今日は「サーカスの日」、「原子力の日」。
午前中はいつものようにリハビリ。
昼からつくば市の国立科学博物館筑波実験植物園で始まった企画展示「きのこ・カビ・酒」を見にいってきた。会期中は無休だ。
例年は10月初旬に開催されている「きのこ展」なのだけれど、今年は新型コロナの影響で中止になった国立科学博物館の特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」の一部を組み合わせたようだ。
多目的温室の野生きのこと栽培きのこの展示も規模が縮小されていた。野生きのこは時期的にも遅めなので、少なめの感じだった。
巨大なニオオウシメジは目立っていた。
今年はきのこを凍結乾燥してオイル漬けにした標本が多数展示されていた。自然状態に近い状態で保存できるようだ。
研修展示館1階は、食用キノコ、間違いやすい毒きのこ、地衣類食が展示されていた。
売られているエノキタケはもやし状態のもので、元は普通のきのこだ。
毒キノコはやはりベニテングダケ。
ササナバ、ホウキタケ、コノミタケなど食用キノコの加工品なども並んでいた。
研修展示館の2階は恒例のきのこ画コンテストの作品が展示されていた。
例年は、きのこを題材にした何人かの作家さんのアート作品が展示されていたが、今年は武井桂子さんの版画だけだった。
研修展示館3階は発酵食品に使われるカビに関する展示で、日常的に食べている発酵食品を作るカビの麹菌や酵母があった。
醤油、味噌、鰹節に使われる麹菌
日本酒に使われる白色突然変異の黄麹アスペルギルス・オリゼー。
キコウジカビの原種で培養した種麹も興味深い。
なんとなく全体的に消化不良な感じの展示で残念だった。
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