水戸市立博物館:特別展「ざんねんな鳥&茨城のいきもの展」
水戸まで来たので、水戸市立博物館開館40周年記念特別展として「ざんねんないきもの事典」とコラボした「ざんねんな鳥&茨城のいきもの展」を見てきた。
駐車場の入口が分からずに一周してしまった。駐車場から急坂を登り、博物館までは階段なのでハンディキャッパーにはきつい。中にはエレベータがあった。平常展は無料で、特別展は有料だけれど65歳以上は無料だった。
鳥はざんねんないきもの事典の中で紹介されたものを事典の図版、剥製と説明文やビデオで紹介していた。剥製は、国立科学博物館、茨城県自然博物館などのもので珍しいアンデスイワドリやフキナガシフウチョウなども見ることができた。
ミサゴの足の裏を見ることができたのが嬉しかった。
アホウドリの糞でできた島のナウル共和国のところでコアホウドリの剥製は流石に大きい。糞でできたリン鉱石で豊かだった島が、鉱石を掘り尽くして財政破綻しそうなナウル共和国の悲劇も説明されている。
海水中にあるリンをプランクトンが取り込んで、それを魚が食べて、魚を鳥が食べて島で糞をしたものが堆積して長い時間にリン鉱石になったということで、他の鉱物とは違っていて資源量が限られている。
世界中で肥料として使われてるリンの原料はアホウドリや鵜の糞でできたもので、供給が先細りになってきていて、資源問題になっている。
「キツツキは、頭にクルマが衝突したくらいの衝撃を受けている」の場所でアオゲラの巣が展示されていたが、説明がアカゲラになっていた。
スタッフに間違いを指摘しておいた。他の人からも指摘があったようだ。
この博物館は初めてだったので平常展示もみてきた。茨城県内の市町村の鳥の展示があって、その中につくば市の鳥のフクロウがあって、説明をみて、昔通勤途中に道路際に落ちていて拾った個体だったのでびっくりした。
画像のストックを探してみたら2002年1月31日に拾ったときの画像が出てきた。
友達が絵の参考に欲しいということでプレゼントして、絵を描いた後博物館に寄贈して剥製になったらしい。
水戸は県庁所在地なので水戸徳川家に関する資料や考古資料、昔の生活に関する展示などがあった。
付喪神の展示があってなかなか良かった。
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