歴史民俗博物館の企画展「性差の日本史」と特別企画「伝統の古典菊」
今日は「エレベーターの日」、「技能の日」、「肢体不自由児愛護の日」、「トイレの日」。
西高東低の冬型の気圧配置で北西の風が吹き快晴になった。
行きたいと思っていた佐倉の歴博の企画展「性差の日本史」とくらしの植物苑の特別企画「伝統の古典菊」見に行ってきた。
日本社会におけるジェンダーの成り立ちについていろいろな資料でわかりやすく展示されていた。展示の解説を読んでいると時間がどんどん過ぎて、全体を見るのに3時間近くかかってしまった。
古代や中世の社会では政治や仕事などに男女の極端な性差はなかったけれど、近世になって戦乱を経過して社会に性差がでてきて、江戸、明治に至って大きな差が生じてきたという説明のようだ。
女系天皇や国分尼寺などが一つの象徴としてなるようだ。
気になったのは性差について儒教の影響についての視点での説明がなかったことで、性差についての儒教の影響は無視できないのではないだろか。
明治の皇室典範で女系天皇を排除した皇室典範が作り出され今に至っていることもきちんと説明されていた。
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