大田黒摩利「つばきレストラン」
福音館書店から発行されている幼児向け月間誌「ちいさなかがくのとも」の2014年2月号「つばきレストラン」が先月の初旬に単行本として発行された。
大田黒摩利さんの「つばきレストラン」は、ツバキの花の蜜を吸いにくる小鳥たちの生態を取り上げた本で、ツバキの花はメジロやヒヨドリに花粉を運んでもらうための仕掛けがあることや、花びらにメジロが止まるので爪の跡が残ることなど大人が読んでも十分以上に勉強になる内容になっている。
この時期、顔の周りに黄色い花粉を付けているメジロやヒヨドリをみたらつばきレストランに行ってきたに違いない。
「ちいさなかがくのとも」は、定期購読者向けなので面白いと思っても1冊だけ購入するのはハードルが高いので、買うのを断念しているひとも多いようだ。単行本になれば書店でもネットでも購入することができるのでありがたい。
「ちいさなかがくのとも」は内容豊富で、正しい知識を伝える内容になっていて、幼児だけでなく小学生にも読ませたいものばかりだ。
本に興味を持ち始めたまごぎつねの去年の誕生日プレゼントは「ちいさなかがくのとも」にした。手元にある「つばきレストラン」も送っておこう。
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