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2021/04/10

新録に燃える里山散歩

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今日は七十二候の「鴻雁かえる」、「女性の日」、「瀬戸大橋開通記念日」。

山笑うという季語そのままに木々の若葉が芽吹き、柔らかな緑が広がっている里山に散歩に行ってきた。

ウグイスの声が賑やかだったけれど、シュレーゲルアオガエルの声が谷津田に満ちていて、水田の水溜りを探すのだけれど見つからない。

年配者しかしらない「蛙の笛」という歌にでてくるカエルはシュレーゲルアオガエルだろう。

「蛙の笛」は昭和21年にNHKラジオで放送されて、童謡として広く歌われていたと思う。

「蛙の笛」の一番
月夜の 田んぼで コロロコロロ
コロロコロコロ 鳴る笛は
あれはね あれはね
あれは蛙の 銀の笛
ささ 銀の笛

池のカモはほとんどが渡ってしまい残り僅かになっていた。

谷津の入り口で先週と同じようにサシバが出迎えてくれた。先週と違う個体のようだ。

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アオサギが杉の上に3羽止まっていた。移動中なのだろうか。

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アカボシゴマダラの幼虫が大きくなっていて、そろそろ蛹になるのではないだろうか。

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オビカレハの幼虫がテントのような網を張って集まっていた。

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今日はシオカラトンボ、シオヤトンボ、アジアイトトンボの3種類のトンボを見ることができた。

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クサノオウの黄色い花が一気に咲き始めていた。クサノオウは生薬「白屈菜(はっくつさい)」の原料で、鎮痛、消炎作用などがあり、民間薬として湿疹などの皮膚疾患の外用薬として使われていたようだ。

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カラタチの花が咲いていた。童謡の「からたちの花」にあるように太い鋭いトゲが生えている。カラタチの花を見ると島倉千代子を思い出すのは老人だからだろう。

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雑木林の奥の林床にイチリンソウが咲いていた。

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湿地の縁にツボスミレが今年も咲いていた。

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そろそろ咲いているのではないかと探していたモミジイチゴの花があった。今年はオレンジ色の実を食べることができるだろうか。

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【観察した野鳥】
キジ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、カイツブリ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、オオバン、コチドリ、トビ、サシバ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、シメ、ホオジロ、アオジ  32種+コジュケイ、ガビチョウ

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