熱中症警戒アラートの中を里山散歩
今日は七十二候の「天地始めて寒し」、「民放テレビスタートの日」、「気象予報士の日」、「一太郎の日」。
七十二候の「天地始めて寒し」というのにちっとも寒くならない。
エアコンかけて寝ていてもタイマーで止まった途端に暑くなって目が覚めるので、完全な寝不足が続いている。
毎週の習慣で里山散歩にでかけた。9時には30度を超えていて、湿度も高く熱中症警戒アラートがでているので、給水を摂りながら歩く。
里山の入り口の子どもたちの水田の案山子が倍くらいに増えていた。日曜日にみんなで作ったようだ。
暑いためか鳥の動きが悪いのであまりみることが出来ない。それよりも耳の聞こえが悪くなっているようで、同行の仲間が聞こえた鳥の声が全く聞こえない。困ったものだ。
お盆の頃に咲き盆花として使われるミソハギの花が咲いていた。旧暦でみるとお盆過ぎなのでちょうどのタイミングのようだ。
キイロスズメバチがエサを探して飛んでいるところを撮れた。
マメ科のヤハズソウの花が咲いていた。
エノキの葉に白い綿のようなものに包まれたエノキワタアブラムシがいた。晩秋に翅のある個体が飛んでいるのが雪虫だ。
オオアオイトトンボだと思ってよく見るとオオイトトンボだった。
サクラの木の洞にモンスズメバチが巣を作っていた。注意しなくてはいけない。
地面に置いてある木を動かしたら下にヤマトシロアリがいた。森の倒木を分解する役割を果たしてくれている。
ルリシジミが鳥の糞に止まって糞を舐めていた。鳥の糞の白い部分は哺乳類でいえば尿に相当する部分で尿酸で尿酸からアンモニア性窒素を取り込んでアミノ酸を作ってオスの繁殖能力向上に寄与しているらしい。
白くきれいなアズチグモが威嚇していた。
初秋に咲くツルボのピンク色の花があった。
シキミの実が膨らんでいた。実は有毒成分のアニサチンを含んでいて重症の場合は死ぬこともある。「悪しき実」からシキミの名前がついたといわれている。
ヨコシマオオハリバエがいた。このハエは卵胎生で、卵が幼虫に孵った段階で産みされ、若齢幼虫は近くを通ったチョウに寄生して育つらしい。
雑木林の道沿いには大小色々なきのこが顔を出していて、巨大なものも見られた。きのこの種類を調べるのは大変だ。
【観察した野鳥】
キジバト、ダイサギ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ホオジロ 11種
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