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2021/12/16

霞ヶ浦西浦右岸パトロール

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久しぶりに阿見町大室から稲敷市浮島までの湖岸線を通り、本新、甘田干拓、稲波干拓を巡る霞ヶ浦西浦右岸パトロールに行ってきた。

湖岸の蓮田はお歳暮、正月向けの蓮根の収穫作業が行われていた。

薄氷が張るような冷たい水の中に腰まで入っての作業は大変だと思う。

近年は水田よりも収益が高いということから、米価格の低迷から水田を蓮田に転換していて、蓮田が増加傾向にあるようだ。

狩猟期間にはいっているので、カモは沖に集まっている。特に、美浦村の馬掛から稲敷市の本新の湖面は一部を除いて銃猟が可能なので、カモ類はほとんど見られない。

カモは鳥獣保護区が分かっているように集まっている。

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アシ原にはスズメの群れが集まっていて、非常に賑やかだ。

昨年と同じ場所にホオジロガモの小群が入っていた。ホオジロガモは東日本大震災以前は霞ヶ浦ではあまり見られていなかったけれど、震災後底質が変わったのか群れが見られるようになってきた。

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浮島の和田公園の芝地にアカハラがいた。今シーズン初認。

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蓮田にタシギとエリマキシギがいた。時間がなかったので蓮田の中を歩かなかったのだけれど、オジロトウネンやタカブシギなどが見られているようだ。

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帰りに稲波干拓のオオヒシクイを見てきた。今シーズンは200羽を超えているらしい。

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群れの一部を大きくしてみた。

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稲波干拓の横を流れる小野川のオナガガモの群れにトモエガモが10羽ほど混じっていた。

観察種は53種になったけれど、シギ・チドリやチュウヒ、ホシムクドリなどを見ていないので、時間があれば60種近くまで見ることができるだろう。

【観察した野鳥】
キジ、オオヒシクイ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ホオジロガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、タゲリ、タシギ、エリマキシギ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン 53種

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