中級老人に到達
65歳で前期高齢者のお手紙が来た時には、高齢者か?という気持ちが先にでてきたけれど、初心者老人からステージが少し上がってきてベテランにはまだ遠いけれど中級老人に到達したようだ。
老人になることは未知の世界だったのが、なんとなく分かってきて、予測できるようになった感じがする。
きたきつねは周波数の高い音の聞こえが悪くくなってきているだけでなく、視力では老眼が進んだだけでなく動体視力も低下してきている。もちろん運動機能も確実に低下していて確実に老化は進んでいる。
先日、知り合いが大雑把にみて平均寿命を迎えるられるのは同年代の半分程度じゃないかという話をしていた。
男性の平均寿命は81歳位だから、寿命が正規分布をすると考えると、平均寿命に到達できるのは同年代のひとのおおよそ半分になるから、あながちおかしなことではないようだ。
ということは不慮の事故は別として、平均的な健康状態でも残りの時間を考えなくてはならないようだ。
もうひとつ考えなければならないことは、心身ともに自立し、健康的に生活できる期間とされている「健康寿命」も考えなければならない。
日本の男性の健康寿命は72歳で、平均寿命81歳まで生きることができるとして残りの9年は寝たきりや認知症など介護状態になる可能性がでてくるということのようだ。
あくまでも平均だから個人差はあって、若いひとでも認知症になるし、老化の程度も80歳を超えても問題なく暮らしているひともいる。慢性疾患があれば健康寿命も短くなってくるのだろう。
そんな健康寿命を超えてくると認知症にならなくても、加齢によって心身が老い衰えた状態のフレールと呼ばれる状態になってくる可能性がでてくる。
死ぬことは避けられないし、怖いこともないけれど、死ぬまでフレールという状態になることは避けたいものだ。
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