老いを一段と強く意識し始めた
最近、きたきつねが若い頃に活躍していたいろいろな分野の人達の訃報が多くなってきたような気がする。
今日も「あぶさん」の作者の漫画家水島新司さんが訃報が流れた。年齢を見ると82歳。
きたきつねが20代のときに水島さんは30代、きたきつねが老人になってしまっているから10歳上の人はもっと老人になってしまったということなのだ。時間は不可逆で非情だ。
少し前から、こぎつねに会うと背中が曲がっているとか、腰が曲がっているとか言われるけれど、全く自覚はなかった。
鏡を見ても贔屓目で見るので草臥れた老人だという自覚はない。どちらかといえばイケてるかなと思ったりもしている。
それと、きたきつねの周りは元気な老人が多くて、老人、老人した人はいない。
ところが最近集英社の月刊誌「青春と読書」に高校の同期の作家佐々木譲君が新刊の紹介で佐藤優氏との対談が載っていて、冒頭に二人の全身の写真がでていた。
そこには紛うことなき老人が立っていて、私もこう見えているのかとがっかりした。
そういえば随分前になるけれど、百貨店のショーウインドウに写った自分の姿に驚いた経験を思い出した。
老いを意識し始めるとなんとなく体調が悪くなってきたような気分になってきた。
確かに残された時間はどんどん減ってきているのは確かだ。寿命は個人的なもので、平均寿命ではわからない。
さて何時まで!
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