春が来た里山で散歩
今日は「カメラ発明記念日」、「ミュージックの日」。
昨夜、雨がたくさん降ったので、池の水位が上がって、奥の湿地まで水が溜まっていた。
昨日は終日4度と冬に逆戻りしたようだったけれど、今日は気温が17度を超えて春に戻った。
暑さ寒さも彼岸までとよく言われている通りで、来週からは暖かい日が続きそうだ。
池のカモは10種類も集まっていて、来週辺りから渡りが始まりそうだ。
普通は潜水しないはずのオカヨシガモのオス3羽が、何度も水しぶきを上げて潜水を繰り返していた。
カモにはホシハジロやキンクロハジロなどの潜水するカモとマガモやオカヨシガモなどの潜水しないカモがいるのは知られている。
ただ、潜水しないカモも水の中に半身を沈めるように逆立ちして水底のエサを食べる行動はよく見られるけれど、全身を水中に潜らせて潜水するのは初めてみた。
調べてみるとオカヨシガモだけでなくヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモなども潜水することが知られているようだ。非常に興味深い行動を見ることができた。
道端で開花し始めたスミレの種類が増えてきた。蝶や甲虫、アブなども飛び回り始めている。今日はビロードツリアブを見ることができた。
ノジスミレの花が咲き始めた。
谷津田の水たまりでアカガエルのオタマジャクシが随分増えてきている。
果樹園のウメが盛りを過ぎて散り始めていたが、非常にいい香りに包まれていた。
今日は花の調子がいいので色々な自然の匂いを楽しめた。
雑木林の上にノスリが帆翔していた。林の中ではオオタカが鳴き交わしていた。
いつもの場所にフデリンドウが一株だけ蕾を付けていた。以前はたくさん見られた場所なのにここ数年は一株だけしか見つからない。
倒木などに色々なキノコがみられているけれど、今回はタマチョレイタケ(?)の仲間。
気温が上がってくると蝶が飛び始めた、今季初のベニシジミ、モンシロチョウなどが見られた。
モズやシジュウカラなどは、カマキリの卵嚢を壊して中の卵や幼虫をよく食べるので、道端に壊れた卵嚢が落ちている。
【観察した野鳥】
キジ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、オオタカ、ノスリ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 42種+コジュケイ、ガビチョウ
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